先に言っておくね。
わたし、初対面でキスしたの、はじめてじゃないんだけど。
止まらなくなったのは、はじめてだった。
マッチングした経緯
はるとくんとマッチングしたのは先週の土曜日。Tinder。
プロフィール写真が、なんか良かったんだよね。
いわゆる「イケメン!」って感じじゃなくて、ちょっと影があるというか、笑ってるけど目が笑ってない感じの写真で。
(こういうの、わかんない人にはわかんないと思うんだけど)
なんか、気になっちゃうんだよね。謎がある人って。
メッセージのやりとりはサクサク進んで、3日後には「会いましょう」ってなってた。
28歳、広告系の仕事してるって言ってた。
待ち合わせは白金台。なんかそこでちょっと上がった、正直。
白金台、夜の空気
仕事終わりに直行したから、駅についたのは19時半すぎ。
白金台って、なんか空気が違うんだよね。
夜でも、静かで、街灯がやわらかくて。恵比寿や表参道とはまた違う、落ち着いた色をしてる。
改札出たら、すぐわかった。
写真よりぜんぜん良かった。
写真より良かった人、久しぶりすぎて、一瞬心臓止まったよ。
(ほんとに)
背が高くて、ネイビーのジャケット着てて、スマホをポケットにしまうタイミングで目が合って。
なんか、その一連の動作が全部かっこよかった。
(どうしよ、これ、やばいやつかも)って思いながら歩み寄った。
ご飯中のこと
お店は白金台のイタリアン。こじんまりとした、照明が暗めのところ。
ワインを頼んで、パスタを頼んで、たわいもない話をした。
でも、なんか、会話の内容よりも。
声が良かった。低めで、ゆっくりしゃべる人で。
聞いてるだけで、なんかちょっと、落ち着くような、でもドキドキするような、変な感じ。
2杯目のワインが来たあたりで、距離が縮まってた。
気づいたら、テーブル越しに顔が近くなってて。
「ゆいちゃんって、なんかつかみどころないね」って言われて。
(あなたもでしょ)って思ったけど、言わなかった。
止まらなくなった瞬間
お店を出て、なんとなく歩いてた。
夜の白金台、ほんとに静かで。
ヒールの音だけ響いて、それ以外は何も聞こえなかった。
路地を曲がったところで、急に立ち止まられて。
なんかその間が、長かった。
でも嫌じゃなかった。
むしろ、続きを待ってた。
「キスしていい?」って聞かれたわけじゃなくて。
ただ、スッと顔が近づいてきて。
わたし、目、閉じてた。
(なんで目閉じてるんだろ、わたし)って思ったけど、止められなかった。
体が、先に動いてた。
そのあとのことは、ぼんやりしてる。
気づいたら、全部が近くなってた。
夜の空気が、さっきより、あたたかかった。
翌朝、水曜日
今日、仕事中もちょっとぼーっとしてた。
昨日のことが、なんか、ずっとそこにある感じで。
止まらなくなったって書いたけど、正確に言うと。
止まろうとしなかった、が正しいかも。
初対面でこんなふうになるとは思ってなくて。
ほんとに、ほんとに、予定外だった。
(でも予定外って、わりと好きかもしれない)
はるとくんから昨夜、メッセージ来てた。
内容は、ここには書けないけど。
もう一回会う気、まんまんです。
もうちょっと詳しい話は、MyFansのほうに書いてます。読んでみてね 🤍


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