まず先に言わせてほしいことがあって。
わたし、行ったんだよね。ほんとに。
木曜の深夜2時に、池袋まで。
「今から会える?」
その一言が来たのが、2時3分。
わたしはまだ起きてた。布団の中でスマホいじってた。(木曜ってなんかぜんぜん眠れないんだよね、なんでだろう)
あきらとマッチしたのはその3日前。プロフィール写真が2枚しかなくて、でもなんか顔がよくて。
メッセージは短かった。「仕事終わり何してることおおい?」みたいな感じ。
正直、あんまり期待してなかった。
でも深夜2時に「今から会える?」って送ってくる人って、どんな人なんだろうって。
(断るのが普通じゃん。絶対。でもなんか、なんかね。)
「どこにいるの」って返してた。
池袋、深夜2時半
タクシーで向かった。外は思ったより涼しくて、窓ガラスにちょっと息がかかるくらい。
池袋の駅前で待ってたあきらは、写真よりちょっと背が高くて。
黒いパーカー、細めのパンツ、スニーカー。
「来てくれると思わなかった」って最初に言われた。
(わたしも思わなかったよ、って心の中で言いながら)
「なんか、眠れなかったから」ってごまかした。
嘘じゃないけど、全部じゃない。
深夜の池袋ってなんか独特のにおいがあって。屋台のあぶらと、酔っぱらいと、でも少し風が抜けてて。
昼間とぜんぜん別の街みたいだった。
あきらが「とりあえず歩こ」って言って、わたしたちはあてもなく歩き出した。
なんか、話しやすかった
深夜に会う人ってもっとぐいぐいしてるかと思ってたのね。
でもあきらはちがった。
仕事の話、好きな映画の話、なんか地元の話とか。
(深夜2時にする会話じゃないじゃん、ってちょっと笑えてきた)
でもそれがよかったんだよね、たぶん。
ファミマのイートインに入って、あったかいカフェラテ買って向かい合わせに座ったとき。
蛍光灯の白い光の中で、あきらの顔がちゃんと見えて。
あ、思ってたよりずっとかっこいいな、って思った。
(深夜のファミマって、なんかちょっとだけ正直になれる気がする)
転換点は、たぶんあのとき
「なんで来てくれたの」って聞かれたとき。
なんて答えようか一瞬考えて、でもなんか考えるのやめた。
「なんかおもしろそうだったから」って言ったら、あきらが笑った。
低い声で、静かに笑う人で。
その笑い方に、ちょっとやられた。
気づいたら3時半で。
「今日どうする」って聞かれて。
(どうするって、って思いながら。でも帰る気もそんなになかった)
ほんとに、ほんとに、木曜の深夜ってずるい。
翌日の朝、思ったこと
金曜の朝、いつもより30分早く目が覚めた。
なんか、じわっとあったかい気分で。
昨日のこと整理しようとしたんだけど、うまくことばにならなくて。
(あきらってなんであんなに落ち着いてたんだろうって、ずっと考えてた)
深夜に急に呼ばれて会いに行く、って書くとちょっとどうかと思うんだけど。
でもなんか、わたしはよかったと思ってる。
眠れない夜に、ちゃんとときめきがあったから。
それってわりと、大事なことじゃないかなって。
あきらとその後どうなったかは、もうちょっと続きがあって。
その話はMyFansのほうで正直に書いてます。読んでくれてる子はわかってると思うけど、あっちのほうが全部話せるから🤍

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