わたしから動いた夜の話をする。
こんなに自分からいったの、久しぶりだった。
で、予想外の方向に転がっていった。
りくのこと、マッチした瞬間からわかってた
Bumbleで見つけた。
顔がね、わたしの「わかりやすいタイプ」だった。
目が細くて、笑うと少し困ったみたいな顔になる感じ。背が高くて、写真から伝わってくる雰囲気がなんか静かで。
(こういう人ほど、話してみるとおもしろかったりするんだよな)ってなんとなく思って。
Bumbleってわたしから最初にメッセージ送らないといけないじゃん。
だからある意味、最初から全部わたし発信だった。
「恵比寿よく行くって書いてたけど、お気に入りのお店ある?」って送ったら、すぐ返ってきて。
そこから3日、ほぼ毎日やりとりしてた。
会う前からすでにちょっと好きになってたかもしれない。
待ち合わせ、恵比寿の改札前
水曜の夜。仕事終わって、恵比寿の改札で待ってたら向こうから来た。
写真より、ぜんぜんよかった。
ほんとに、ほんとに写真よりよかった。
シンプルな格好なのに、なんか全体的にきれいで。においもよくて。(あ、これダメなやつかもって直感的に思った)
最初の会話は軽かった。お互いの仕事の話とか、このへんよく来るの?とか。
でもわたし、なんか落ち着かなくて。
いつもはもっと余裕あるのに、なんでこんなにそわそわしてるんだろうって、自分でもちょっと笑えてきて。
バーに入って、席に座ってもまだドキドキが収まらなかった。
わたしから全部リードした、つもりだった
グラス持ちながら、気づいたら話しすぎてた。
いつもより饒舌になってる自分がわかった。
(わたし、好きだとこうなるんだよな)って心の中で苦笑いしながら。
距離もわたしから詰めてた。
「見せて」ってスマホのぞき込む感じで寄ったり、話してる途中に腕ちょっと触れてみたり。
全部わたし発信で、向こうはずっと穏やかに笑ってた。
なんか、受け止めてくれてる感じ。
流されてるわけじゃなくて、ちゃんとそこにいる感じ。
(この人、余裕あるな)って思い始めてから、なんかもっと気になってきた。
転換点は、帰り道のひとこと
お店出て、並んで歩いてたら急に言われた。
「ゆいちゃんってさ、全部自分でコントロールしたいタイプでしょ。」
止まった。
笑い飛ばそうとしたら、続けて言われた。
「今夜、全部任せてみてよ。」
(え。)
(え、待って。)
なんか、こっちのペースをずっと見てたんだって気づいて。
穏やかに笑いながら、全部わかってて、ここで言ってくるんだって。
鳥肌立ったのは、怖いからじゃなかった。
あの夜のことは、ここには書けない
その先はね、うまく言葉にならない。
正確に言うと、言葉にすると薄くなる気がして。
翌朝、窓から光が入ってきたとき。
(あ、リードされるのもありだな)って思った。
ほんとに、こんなふうに思ったの初めてだったかもしれない。
わたしって、いつも自分でどこかコントロールしてたんだなって。
手放してみたら、なんかもっと気持ちよかった。
これが「余裕ある人」の正体なんだって、ようやくわかった気がした。
りく、しばらく忘れられないと思う。
もっとくわしい話は、MyFansのほうに書いてます。ここには書けないやつ。


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